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彫刻ギャラリー

昭和61年イタリア人彫刻家、ヒィオーレ氏の助手を努め、イタリアに招待していただく。 カラーラ産大理石を用い、ピエトラサンタにて制作した作品。大学で彫刻を学んだ当初は塑像に夢中になっていたが、素材を生かしながら形をさがすことに関心が移る。しかし、石彫を選択したのは、その質感の魅力のためで、その重量感には、関心がなかった。空気流れをも取り込もうと考えた作品。
   

昭和61年 手の自然な動きが導き出す不定形な形に関心が移る。昭和61年夏 三重県南勢町に滞在して制作した作品。五ヶ所小学校に設置昭和62年制作 福井県姫沼アートランド。

   

昭和63年 石と木との空間構成に重点をおいた作品。

   
 

平成元年個展 素材は鉄、真ちゅう。表層と内部、無から生成する形がテーマ。 素材を金属に変えて彫刻の初個展。

   

 
 

平成2年 個展

   

平成6年 個展 岩と細い鉄

彫刻ではいつも表面的な形の底にひめられた、自然の生成の運動力にテーマがあったように思う。すべての存在の発する生命力に敏感になること、生命の舞踊に心をひらいてゆくことは、そのまま硯制作にも影響していると信じている。

   
 
 
 

平成9年8月 動・静 IMAGE 1997
(東京銀座ミキモトホール)